ken-j’s diary

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【パニック症候群】不確定ではありますが、そんな要素を持ち合わせています。発症中は本当に地獄です。

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最近有名人の間でパニック症候群という病気で休職されている人がちらほら見受けられますよね。そしてこのことで初めてこの病気を知った人も多いのではないでしょうか。

ぼくもその一人です。

先日、お祭りに行った際にその恐怖が蘇りましたので記事にしてみます。

 

そんな休職までして治すような病気なの?

と思われる人もいるかもしれません。

 

診断はされていませんが、ぼくにはその症状がどんなものかなんとなくわかります。

なぜならぼくもそんな症状に悩まされているからです。

という事で、今回はパニック症候群についてぼくの目線から話をしていこうと思います。

パニック症候群とは

極めて強い苦痛や不安、恐怖などが突然現れて短時間で治まる発作のことでこれが自然発生により繰り返されます。

さらに将来の発作に対して不安を覚えるようになっていきます。

具体的な症状として人によって様々ですが

・胸の痛みや不快感

・窒息感

・めまいやふらつき、または気が遠くなる

・死への恐怖

・正気を失うことや自制を失うことへの恐怖

・非現実、違和感、または外界との遊離間

・動悸や震え

・発汗

といったような症状が見られます。

僕の場合は「窒息感・めまい・自制を失う恐怖・動悸や震え・発汗」が起こります。

発症キーワードと発症契機 自身の経験を元に伝えます

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症状事例については様々あるようで年齢的にも比較的若い頃に発症しやすいとされているようです。

ぼくの発症キーワードと発症契機について話していきます。

発症キーワード

自分では止められない連続的な音やモノ

具体的にいうとテスト時間など静まり返った教室にかすかに響く時計の秒針。

この音によってテストどころではなくなった経験が多々あります。

大音量の音楽(特に重低音)

ライブやコンサート。お祭りの太鼓やスピーカーから流れる祭囃子などで毎回症状がでないかひやひやします。

鐘やオルゴールサウンド

結婚式場やお寺さんの鐘の音、オルゴールサウンドなどを聞くと発症する時があります。だから結婚式への参加や大晦日は若干の恐怖を持ちつつ臨みます。

体育館などでの室内運動

大きくても閉塞された場所での運動行為で発症する場合があります。そうなってしまった場合動きが極端に悪くなるので、基本的に室内運動はあまり好みません。

連続する振り子運動

左右に揺れる振り子などを見ていると発症する場合があります。これが巨大で自分では止められないものを見るとなおさら起こります。

だから遊園地とかは恐怖の場所です。

日曜日の夕方から夜にかけて

なぜかこの時間帯にかなりの頻度で起こりました。現在はあまり起こりませんが。

発症契機

年の頃は小学校低学年位だったと記憶しております。

家族団らんの時間帯でみんなでテレビを見ていました。

母が誰かと話していたのか何か音を出す作業をしていたのかわかりませんが、とにかくテレビの音が聞こえにくかったんですね。

うるさいということで兄と母がちょっとした言い合いを始めました。

そこで「テレビの音を大きくすればいいじゃないか」となり兄が音量を上げ始めました。最終的にはMAXまで音量は上がりました。

 

そこで初めて発症したのです。

目を回しているわけでもないのに地面との平衡感覚がなくなっていき、自分がどんな場所にいるのかがわからなくなっていきました。

これぞ恐怖そのものです。周りは変わっていないのに自分の感覚だけがおかしくなっている。自分がおかしくなっているのでどこへ逃げても何をしても逃れられないという状況がありもうとにかくどうすればよいのかわからなくなるのです。

 

そして当時はインターネットもこの病気自体の存在も知りませんでしたので、相談もできずにいました。

このことが恐怖を加速させました。自分にしか起こらない病気。これが怖かった。

対処の方法 自己流なので参考までに

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次に対処の方法ですが、もう単純明快です。

・深呼吸をし気持ちを落ち着かせる。

・短期間(10分程度)で収まる症状であると自分にとにかく言い聞かせる。

・その場に仕事などの役割がある場合はそちらに意識を集中させるようにする。

そして、再度深呼吸をする。

 

これで過ぎ去っていきますし再発防止にはもう起こらないと自分に常に言い聞かせることが大切ですね。

 

個人的には薬に頼りたくありません。

この症状っていきなり起こる場合もあるので、セーフティネットが薬になってしまえば薬がない場合、それこそ深淵の地獄に落ちるような感覚になると思うので。

※あくまでも個人の意見ですので、その所はご了承ください。

まとめ

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ここまでパニック症候群として偉そうに語ってきましたが如何でしょう。

自分ではそうだと思っております。

最初にパニック症候群がテレビの話題に上った時に

「あっ!あの症状はこれだったんだ!」

と思いました。

それからこの状態になるのは自分だけではないんだとわかり、症状の頻度は減りました。

 

現在では国民の1割程度の人が症状を発症するそうです。

意外と多いんだなとも思いましたし、先日もこの話題で雑談をしておりましたが数人が似たような事を経験していることを知りました。

もしこのような症状で悩んでいる人がおりましたら、話すことで症状が緩和されるかもしれませんね。

そしてこれも自分の特徴だと思えれば改善にもつながると思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。