ken-j’s diary

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『印鑑の必要性について』日常の何気ない一コマから印鑑について調べてみた

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先日の何気ない出来事から印鑑というものについて気になり調べてみることにしました。

何気ないエピソード

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些細なことなのですが、郵便局で口座を解約し残っていたお金を現金化しようとした時の話です。

 

昔に作った郵便局口座を解約しました。

その通帳には残金が残っており、引換券を窓口に持っていきました。

窓口の職員

「必要項目を記入してここに印鑑を押して下さい」

ぼく

「(印鑑は車に置いてきたので)印鑑ではなくサインだとだめなのですか?」

窓口の職員

「いえ、なんでも良いので印鑑でお願いしています。」

ぼく

「わかりました。なぜなんでもよい印鑑を欲しがるのか。サインの方が問題発生した場合の対策になるのではなかろうか)

という事で、はてな?が浮かびました。

印鑑の歴史とまめ知識

ここからは一旦、このエピソードから離れます。

印鑑の歴史とまめ知識について少しだけお話します。

印鑑の歴史

印鑑の起源は古く5000年以上前にメソポタミア文明にまでさかのぼります。

様々印鑑の形が存在していたようですが、有力者しか持てなかったようです。

日本最古では北九州で発見された〈漢倭奴国王〉と刻まれた金印です。

やはり有力者が使用していたようですね。

 

これはぼくの推測ですがこの印鑑文化はその名残でしょうか。

まめ知識

印鑑を使用している国どれだけあるか知ってました?

実はほとんどないようです。

印鑑登録の観点でいえば韓国と台湾のみ。

韓国

段階的に登録制度の廃止が行われているようです。

ただし、製造はしているようでお土産用や輸出用として作られています。

台湾

フルネームを使用する為、制度が継続しているようです。

 

中国では書画や絵画の作者印として使用されることはあるそうです。

印鑑ビジネスでは韓国と同じくお土産用として販売されています。

印鑑じゃなくサインじゃだめなの?

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参考にさせてもらったブログ記事を項目の最後に載せますがこの疑問については感じられた人は多いのではないでしょうか?

公の場合ですが、要約してぼくなりに説明させて頂きます。

 

先ほどのテーマでもお伝えした通り印鑑登録制度を採用しているしている国はごく少数です。

では、その他の国はどうしているのでしょうか。

欧米を基に説明しますがサイン制度を採用しています。

記事を見ていくとサイン制度も簡単には採用できないことがわかります。

サイン制度を採用するには第三者となる「公証人」を立てております。

 

こちらの公証人について日本は約500人程しかいないということで日本での採用にはかなり高いハードルがあるようです。

ちなみに日本の印鑑登録制度に置き換えると、役所がこの公証人の役目を果たしています。

 

という事で日本では印鑑登録制度が現在も浸透しているということですね。

 

参考になったブログ記事「鈴印ブログ」様から

suzuin.co.jp

感想

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ここまで調べてきて印鑑の歴史や活用されているお国事情、欧米での証明の違いなどが分かりました。

しかし

事の発端となる郵便局での出来事については解決していませんね。

『なんでもいいから印鑑を押して下さい」

ということの意味というのはなんだったのか。

 

おそらく答えは規則であるから。

これだけではないかと思われます。

思えば、郵便局員さんの名札の下には初心者マークがついておりました。

予想でものをいうのはあまり好みませんがお金を扱う機関として事細かな規則があるのでしょう。

だから仕方ないのかもしれませんが、変化を取り入れられるような体制が必要なのではないかと感じました。

こんな小さなことですがもっと柔軟な対応が行えるような機関になっていって欲しいものです。

ちょっとした会話から感じた生活の一幕、疑問点でした。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。