今回の記事は〈今週のお題〉【あのピンチを振り返る】からです。
ピンチと一言でいえば様々な事がありました。
仕事で
遊びで
友人関係で
部活動で
etc...
その中で
現在台風10号が接近していますし台風シーズンとなっていくので、今回はこのピンチにしたいと思います。
タイトルにヒントがありますが
【台風後に川へ行き死にそうなった話】
です。
良い子や常識のある人なら当たり前だろっ!
という声が聞こえてきそうですが、当時は安易な考えから川遊びに出掛けてしまいました。
では始めていきます。
当時は中学2年生。
田舎育ちで都会のように遊び場がほぼありませんでした。
買い物も個人商店まで行くのに1kmほどかかりました。
当然近くにレジャー施設やゲームセンターとかはなく遊びといえばテレビゲームか自然でした。
夏休み期間中で午前は部活、午後から川へ遊びに行くというルーティンでした。
遊びに行く川は2種類あり
深く濁っており底も全く見えない川
と
浅く冷たく主に魚を取りたい時に行く川
で大体交互に入りにいっておりました。
さて、ここからが本題ですが
台風後の川って当然増水しますよね?
多分危ないから近づいてはだめって言われますよね?
増水しているのも、近づいたらだめだってわかってもいましたよ。
でも
行っちゃうんですよね、衝動には勝てませんでした!
初めはとりあえず様子を見にいこうという事で普段浅い川を選択しました。
さすがに深い方の川は危険だと思いましたので。
行ってみると当然ですがいつもの水量ではありませんでした。
通常であれば水が全くない場所に水流ができている。
明らかに増水しておりましたが、部分的に流れが緩やかな所があったりしたので入ることにしました。
とはいえ、その場所まで移動しなければならずその道なりは急流でした。
急流といっても確か膝上から腰くらいまでだったので行けるだろうと根拠のない結論で行くことにしました。
先に友人が進みます。
そのあとをぼくが進んでいきましたが、予想以上に流れが強い!!
これひょっとしてやばいんじゃない?
って思い先を行く友人が声を掛けようとしました。
あれっ!?
いませんでした。
そう、流されてしまったのです。
やっべー!!
と思った瞬間でした。
ぼくも一緒に流されます。
ここで思い出して欲しいのですがこの川は普段浅く、ぼくたちは腰位までしかない川を横断していたんです。
そんな中で洗濯機の洋服みたいにぐるぐると水にもまれます。岩肌がゴツゴツとした川を。
頭を打って死んでいたかもしれません・・。想像すると怖いです。
流されている最中は当然パニックです。
友人を気にかける余裕なんて当然ありませんでした。
でも、その直後不謹慎にも笑ってしまいました。
自身も死にそうなのに。
友人が流されていきます。
流されている中で
足が。
足が一本だけぴょーんと見えます。
ぼく自身が1周回ってまた顔を出すとまた足。
同じ回転速度だったんでしょうね。
回って前を見る度に足だけ見えるんです。
死にそうになりながらも笑ってしまいました。
(流されている様子を描こうと思いましたが、無理でした・・)
その後、ある程度流されたところで流れが緩やかなポイントがそこで2人とも助かりました。
ここでぼくたち二人は『台風の後に川へ行ってはだめだ』と体験をもって知りました。
しかし、実は続きがあります。諦めきれないぼくら。
いつも遊んでいる上流の様子が気になり行くことにしました。
次は反省も込めて川には極力入りません。
岩場を歩き続けたたどり着いたのですが案の定濁流です。
諦めて帰りました。
その途中、鉢にも刺され踏んだり蹴ったりでした。
教訓です。
『台風の後、遊び半分で川に行くのはやめましょう!!』
最後までお読み頂きありがとうございました。