ken-j’s diary

大衆の人が「なるほど」と言えるようなブログは書けない。でも少数が「なるほど」って言える記事をつくる。それがこのブログです。

【災害セミナー】東日本大震災発生時に救援に向かった自衛隊の話に感銘をうけました。

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9月1日は防災の日でした。

そして9月は防災月間という事もあり、色んな所で防災についての取り組みが行われていますね。

ぼくの地域でも防災訓練が行われたりと様々な活動が見られます。

その中で今回、「災害セミナー」に参加してきました!

 

講師は4名。

その中で「東日本大震災」で自衛隊がどのような活動をしたのかを中心に話をします。すごく感銘を受けたのと同時に参考になる部分がたくさんあったので記事にしていきますね。

自衛隊が取り組んだ災害支援の現場 金沢駐屯地

講師は金沢駐屯地から救援に向かわれた隊員の方の話でした。

石川から14時間をかけ被災地に向かわれ、40日間の救援活動を行われたそうです。

その中から感じたことを話されていました。

たくさんの写真と動画を見させてもらいましたが、隊員の方は強く仰っていまいた。

「自分自身の環境に置き換えて見て聞いて下さい。」

と。

救援支援

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救援活動は至極大変だったと話されておりました。

冠水と瓦礫で道がない

被災地で津波による冠水と瓦礫で道が全くなかったといいます。

頭では状況を理解できますが、自分自身が救援することを考えると想像を絶する環境ですよね。

まずは既存の道路を作ることから行ったそうです。

ただその中で最優先事項を速やかに行う必要がありました。

人命救助は72時間以内

災害が起こった場合、人命救助は72時間が勝負だといいます。

ja.wikipedia.org

その悲惨な状況下でこの72時間の活動はやはり想像を絶する活動だと感じます。

この中には当然、息絶えている人たちも見られたそうです。

遺体収容作業

人命救助が最優先ですがその後に待っている活動というのが遺体の収容となります。

救援する隊員も当然人間です。

その活動中に急性ストレス障害を発症する隊員も数多くいたそうです。

自身の危険

災害発生直後に活動をしているのでそのまま自分自身が被災者または死者になる可能性を充分に秘めていました。

「ここで津波がきたらおれたち終わりだな」

と話しながらも活動を続けていたようです。

自衛官共通の声

数千人規模の遺体を収容する中で各隊員が共通して特に心を痛めた状況があったようです。

『自分のこどもや妻、親、友人と似たご遺体』

『ランドセルを背負ったまま息絶えた子供』

『子供を抱えたままの状態で発見されたご遺体』

想像しただけでも涙がでます。

教訓 【なぜ助からなかったのか】【なぜ助かったのか】

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教訓として隊員が現地で学んだ教訓について話されました。

【なぜ助からなかったのか】

①逃げなかった、逃げ遅れた

各種情報を信用しなかった。

・前日以前の警報情報を元に独自判断をしてしまい被災された。

・これまで経験がないので想像で自己判断をした。

②一旦非難したものの自宅に戻った

・家族の安否が不明で探しに行って被災

・家族を助けにいって被災

・一旦逃げたが大丈夫だったから帰宅し被災

③どこに逃げればよいかわからない

・日頃から防災意識、危機意識が少なかった

→大きな災害にあったことがないためイメージがわからなかった

→災害が発生した場合に被害が予測される地域を知らない(知識不足)

【なぜ助かったのか】

 ①常に津波情報、注意報に従い避難していた

(個人的な内容ですが)日頃から防災意識をもっており警報を確認して車で逃げた。

他に走行している人に慌てる様子はなかったが一応逃げ、安全な場所に避難した。

他の車は津波に飲み込まれた。

②地元の言い伝えを信じた(知っていた)

過去の津波最大水位の位置に設置された石碑のある高台に向かって逃げていた。

その場所を把握していた。

③普段から家族で避難場所を決めていた

家族間で各種災害の時に避難場所を確認しておく。

家族は必ずそこに避難してくると信じていた。その場所で合流できた。

 最後に「命を守るために」

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 ◎情報を信用する

空振り覚悟で命を守る行動をとろう

→「何もなくてよかった。よい訓練になった」と割り切りましょう

◎過去から学ぶ

地域の古くからの教えを確認しよう

→地域には、それぞれ特有の教えがあり繰り返される可能性が高い

◎腹案を保持する

家族で避難場所を決めておこう。そして家族を信じよう

→風災害や地震、津波、がけ崩れなどの災害に応じ選定・確認

感想

よくニュースで見る災害情報ですが、災害直後を経験してきた自衛隊さんの話を聞いて他人事ではないという気持ちになりました。

仙台の被災地には一度訪れたことがありますが既にインフラは整っておりましたので本当の意味で惨状を見てはいません。

これを機に災害についての理解を深めていかなければいけないと感じました。

 

このほか3名の講師が有益な話をされていましたが自衛隊員の活動がぼくの中で一番落ちたので話をさせてもらいました。

 

今一度、この記事をきっかけに皆さんがそれぞれ家庭や職場で災害や防災について話し合い、万事に備えて欲しいと感じます。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。