美味しくてついつい・・と言っても限度があるでしょ。
ken-jです。
突然ですが、嫁さんが食材中毒で検査入院をすることになりました。
たった1日ですけどね。
原因はある食材を食べ過ぎた事による中毒症状でありました。
ほんとに身近な食材だったので知らずにいると怖いなと感じ事もあり、記事にすることにしました。
それでは一つずつ見ていきましょう。
まずは、銀杏。
実は今回の記事元になったのは銀杏でした。
銀杏
中毒原因
ビタミンB6類縁体の過剰摂取によるビタミンB6の欠乏
中毒症状
- 嘔吐
- 痙攣
- 顔面蒼白
- 呼吸困難
- めまいや意識混濁
- 便秘
- 発熱
- 死亡
発症時間
食べてから1~12時間
回復時間
24~90時間
摂取量
大人 40~300個
子供 7~150個
ワンポイントアドバイス
ついつい美味しいからと言って食べ過ぎるのはよくありませんね。
人によって、体調によっては5~6個でも症状が出た例もあるので、気をつけたいものです。
嫁さん、何個食べたと思います?
100個だそうです・・笑
ジャガイモ
中毒原因
芽や緑色になった部分に含まれるソラニンやチャコニンの摂取
中毒症状
- 吐き気
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 頭痛・めまい
発症時間
食べてから20分過ぎ
摂取量
大人 200~400mg
子供 大人の10分の1程度
ワンポイントアドバイス
油断するとすぐに芽が出てしまうジャガイモ。
時間が経つと有毒化することを心得ておきましょう。
あと、じゃがバター等の皮ごと使用する場合は緑色に変色していないかしっかりと確認するとよいでしょう。
保存は10℃くらいの涼しい場所が好ましいです。
青梅
中毒原因
未熟な梅に含まれるアミグダリンの摂取
中毒症状
- 頭痛
- めまい
- 発汗
- 痙攣
- 呼吸困難
- 肝障害
- 意識混濁
摂取量
大人 100~300個
子供 100個
青梅についての思い出話
食べられる数を記載しておりますが、個人的にはまず生では食べない方がよいと思います。
幼い頃におばあちゃんから聞かされた話です。
昔、近所のお子さんが梅の実がとても良い匂いがするので食べたそうです。
そして、亡くなりました。
だから、おばあちゃんはぼくにいつも強く話してくれました。
「青梅は絶対に食べたらダメだよ!」
と。
だからこの記事を作成する前まで、一つでも食べると死んでしまうと思っていました。
どうやら未成熟のもの以外は食べても問題なさそうですが、ぼくは絶対に食べません。
トマト
中毒原因
トマチンによる過剰摂取(特に未完熟なもの)
中毒症状
- 頻脈
- 頭痛
- 嘔吐
- 胃炎
- 下痢
- 食欲減退
- 低血圧
- 神経症からの昏睡
摂取量
完熟 4トン/日
未完熟 3kg/日
一言コメント
トマトを食べても中毒症状が出てしまうとは思いませんでした。
今後はトマトを食べる時は気を付けようと思います。
って4トンも食べれるか!!
なす
中毒原因
有毒なすの接木にてソラニンを摂取
中毒症状
- 吐き気
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 頭痛・めまい
発症時間
食べてから20分過ぎ
摂取量
大人 200~400mg
子供 大人の10分の1
ワンポイントアドバイス
元々なすは毒をもっているそうです。
その毒を品種改良にて取り除いたものが、ぼくたちが食用としているなすだそうです。
では、どこから毒をもったなすになるのでしょうか。
答えは
「チョウセンアサガオ」
と接木する。
チョウセンアサガオとはこんな植物です。
そしてこのチョウセンアサガオと接木して出来たなすを
「キチガイナスビ」
というそうです。
はっきり言って閲覧注意です。
※嫌な人がいるかもしれませんので、リンクにて。
https://i0.wp.com/tonboeye.com/wp-content/uploads/2018/02/3-26.jpg?resize=500%2C502&ssl=1
まとめ
知らないだけでさまざまな食物に中毒症状をもつものが存在しているのですね。
正直、びっくりしました。
今の時代、贅沢を言わなければ好きなものを好きなだけ食べれるようになっていると思います。
しかしなんでもそうだと思いますが、適量ずつ色々な食物を摂取することが、理想なのだろうと感じました。
実は調べる中でまだまだたくさんの食物に中毒症状というのが見られるようです。
もしこの機会に調べてみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみにぼくが今回紹介したの厳選5品目でした。
全部で10品目調べました。
マインドマップ画像ですが、よければご確認下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。