会社を去る時の礼儀として一つ。
挨拶をしっかりとした方が良いと思ったのでタイトルにも書かせてもらいました。
会社側に問題はたくさんあったとしてもです。
辞めていった女性を見て思いました。
入社して1ヶ月。
「合わない」という事で女性事務員さんが辞めていきました。
辞めていく理由としては
・個人情報が筒抜けである
・内容が固まっていない状態の事業が色々と拡大している
・ルールがところどころ曖昧である
・前事務員さんからの引継ぎが雑
・古参(家族経営の事務員)が何かと干渉してくる
当社は一族経営として約半世紀の間、事業を行ってきたせいか個人情報があってないような所です。(ちなみにぼくは一族の人間ではなくただの従業員です)
彼女が入社する時、あまり聞かれたくないであろう経緯を共有チャット(チャットワーク)に掲示されていました。
その事を入社した後に知った彼女は憤慨していました。
と言ってもそこまで気にする事?って思えるような内容ではありますが。
(ぼくも染まってきているのだろうか…)
入社してからも少し暗い印象でしたが、人見知りなのか性格的な問題なのだろうと思っていたのであまり触れませんでした。
ある時、在庫チェックをするということで2人になるタイミングがあり話をしました。
ぼく
「どう、この会社は?」
彼女
「引継ぎが雑で何にもわかりません。」
ぼく
「(引き継ぎをする事務員が)雑だもんね。そして人見知りだから最初は付き合いづらいけど、慣れるといい子だよ」
彼女
「そうなんですか、わかりました。でも、わたし無理かもしれません。(上記に書いた部分があって)」
ぼく
「確かに癖のある会社だから。早いうちの決断も必要かもしれないね。」
こんな会話だったような気がします。
確かに引継ぎを行っている事務員さんは非常に教え方がきついです。
しかし、20代前半の彼女から言わせれば
『メモをとったのに翌日、開きもせずわかりませんっていうんだよ。むかつかない?』
とのことです。
おそらくどっちもどっちのにおいがしたので聞き流しました。
この部分の問題はすぐに解決したようでした。
しばらくしてから女子特有のメモを渡しあってくすくすと笑い合っていたので。
問題は一族経営の部分だと感じます。
社長は置いといて。
事務という名の番頭さんが何かにつけて口出しをしてきます。
それも2人。
ぼく自身、非常にやりずらいと感じている点ではありますが、向かい合って1日中仕事をしている事務員としてはすごく疲れるだろうと感じます。
辞めようと思った最大の理由はここにあったようです。
擁護するような内容はここまで。
彼女自身にも問題はあったと感じます。
始めの方はぼく自身も感じたのですが
『結局一族が強いんだよなって感じ』
と
『主張をすることが正義』
でも
『協調性をもって理念を応じた行動をしよう』
理念を出すとさすがにまずいので出しませんが、ギャップに戸惑いました。
言ってることとやってることの差が激しすぎない?
という感じで。
会社というのはそれぞれ特色があると思っています。
どんな矛盾も雇われ屋としては理解し順応しなければいけない部分はあります。
彼女はそれが出来なかったのではないかと思いました。
内々でやめると伝えられたあと、態度が少しずつ悪くなりました。
みんなが居る前で気分を害すと明らかに嫌な顔をする。
ぼく自身、彼女がやめるからと言ってからコロッと態度を変えたりするのも嫌なので気遣いの言葉をかけたりしました。
声をかけると当然ですが不満を口にします。
それはわかっているので誰もいないタイミングで話しかけるのですが、誰かが近くに来てもおかまいなしで続けます。
今の会社に対する不満は共有しましたが、ぼくはまだ辞める意思はないしそれも伝えてあります。
ぼくにも立場はあるので考えて欲しいものだと感じました。
話しかけようにも怖くて話しかけられなくなりましたね。
33歳だという彼女。
社会人経験もそれなりにあるそうです。
今年に入ってから3度目の転職だったそうです。
問題がそれぞれの会社にもあったのかもしれませんが。
言いたくはありませんが、彼女自身の問題も大いにあったのではないかと思えます。
やめる直前には
『自分に関する個人情報はすべて削除してほしい。持ってきた履歴書も返して欲しい』
と要求したそうです。
そして、極めつけがタイトルに出したこと。
最後は大きな声で挨拶くらいしたらどう?
と思いました。
会社の立地場所はかなり田舎です。
周りはたんぼと山が一番目立ちます。
彼女の居住地は車で3分という近さだそうです。
たとえ仕事として縁が切れたとしても同じ町内でありこれからも近所としての付き合いは続くはずです。
なんで後に残るたった1つの取り組みができないのだろうと感じた出来事でした。
久しぶりに根暗な記事を書いた気がします。
あまり気持ちよくないですね。
次からは控えよっと。
最後までお読み頂きありがとうございました。