ken-j’s diary

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【水難事故】離岸流には気をつけよう!もしも流されてしまった時の対処法。地元新聞記事を元ネタにして学ぼう!

ここ最近水難事故についての講習を受ける機会が立て続けにありました。

※過去記事はこちら。

www.ken-j.work

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その為か水難事故の予防関連にアンテナが向いているようです。

いつも見ている地元新聞に「離岸流」についての対処法が載っていましたので紹介したいと思います。

まずは「離岸流」とは何かご存知でしょうか?

説明したいと思います。

 

離岸流とは…

海で起こる現象です。

海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れの事。

幅は10メール~30メートル。

長さは10メートル~数百メートル前後で生じます。

局部的に強い沖方向の波。

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離岸流の仕組み(ウィキペディアより)

 

離岸流は危険

離岸流の説明に使わせてもらったgif画像を見てもらえたと思いますが、海水浴をされている人が知らず知らずの内に沖合に流されてしまう。

だから危険なのであります。

事故事例として最も被害が大きかったのは昭和30年に三重県で起こった事故で中学生36名が死亡するという痛ましい事故が起きたそうです。

 

 

対処法

次にその対処法について説明をしていきます。

 

①まず入水する際は事故が起こるものだと意識する。

何事も心構えが必要です。自分だけは大丈夫なんて事はまずありません。自然に接する際の鉄則ですね。

 

②流された時と思った時はまず落ち着く事を心掛ける。

慌ててしまうと対処についての知識や行動が飛んでしまいます。だから、なるべく冷静に。

 

③引き潮に向かって平行、又はななめ45度で泳ぐ。

ここが非常に肝心です。

離岸流は沖合に向かい秒速30cm~2メートルで進んでしまうので逆らって泳ぐにはオリンピック選手でも難しいそうです。

離岸流は沖合へ流れていくので脱出する際は海岸から平行、またはななめ45度に向かって泳ぎ脱出してください。

 

イメージ図を元に説明するので覚えておいて下さい。

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離岸流を脱出しよう。

まとめ

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元ネタ 新聞記事

毎年水難事故の記事を見る度に怖くなります。

一命を取り留めたニュースを見るとほっとしますが、亡くなられた時の話を聞くといたたまれません。

もしかしたら、心がけや知識の習得で助かったかもしれない命。

この記事が、その小さな助けになればと思います。