「ビジョンを伝える言葉の力とは?」
[言葉に体温と体重を乗せる]
という事を意識的に小泉氏は行なっていると話されている。
講演で実際に言っているが、言葉には体温も体重もないが言わんとしていることはわかるし、すごく納得のいく表現だ。
どのようにこのような考え方に至ったかたというと、民主党政権時代に初当選した頃の出来事があったという。
当時の風潮は自民党出身の総理大臣が1年で交代し、定着しないをしないという状況で自民党へのイメージは最悪だった。
僕自身、そのように記憶している。
その中で自民党候補として選挙に出るという事は非難を受ける的のような存在だったという。
野外公演中に人は集まらない、公演中の騒音妨害、名刺を破られる、わざわざ足を踏んでいく。極め付けは唾を吐かれる。
相当悩まれたそうだ。
何故聞いてもらえないのか、どうすれば良いのか。
そこで、自分の講演を録音して聞いてみる事にされたそうだ。驚く程つまらなかったらしい。
早口で、長く区切りがない、抑揚もない話し方だった。
夜聞くと、よく眠れたという。
つまらなかったので笑
文字通り命懸けで努力をしたと。
英語が話せないとか何かが出来ないという表現の裏には、それが出来なくても生きていけるという状況がある。
小泉氏にとって伝える力とはそうせざる負えないもの。
出来ないと死んでしまうものであったので、必死に習得したと言われている。
大切な事は後にも沢山話されているが、
まとめきれないのでここまで。