我が県に小泉進次郎氏が来られました!
衆議院議員の佐々木氏の応援として来られたました。
政治家にはあまり興味はないのですが、この人だけは別格です。
といいますか「小泉進次郎氏」が政治家というジャンルの人ではないと感じています。
YouTubeで閲覧したグロービスでの講演を聞き、ファンとなりました。
講演内容です。
今日本が掲げる課題を、石川県ゆかりの名産と著名人を交え説明してされていて、とても分かりやすかったです。
テーマは3つ。
- ウルトラマン
- 加賀棒茶
- フグ卵巣の糠漬け
1.ウルトラマン
講演会の主役である佐々木はじめ氏。佐々木氏のおじさんがウルトラマンの脚本を書いている「佐々木守氏」だそうです。
この前振りから、今話題となっている千葉県野田市で起こった児童虐待死の問題へ移りました。
あの事件は子供のSOSを行政があっさりとバラした事について問題だと話しております。
このような報道を聞いた子供たちは今後、SOSを誰に出せばよいのか。
その有効な回答がここ石川県にはあります。
わが石川県金沢市は全国で2つしかない取り組みをしています。
中核市と言われる20万人以上の人口を有する都市が出来ること。
本来であれば都道府県でなければ出来ない事。
「児童相談所」を持つことだそうです。
このテーマのウルトラマンの意味というのは、これまでウルトラマンのように「個」となるヒーローを頼るのではなく、「地域」がウルトラマンのようになっていく。
その魅力がある地域であるとおっしゃって頂きました。
2.加賀棒茶
特産の一つとしてこの「加賀棒茶」があります。地元ですが、由来を知りませんでした。
1983年、天皇陛下が植樹祭開催にて来県された時に最高のお茶を飲んでもらいたいという事で作られたそうです。
原料となるのは「お茶の木枝」
本来の主役は葉っぱですが、この木枝を重宝している。
という事から話が繋がっていきます。
人生100年時代。
現役世代の定義というのは15歳~65歳までとされているようです。
この65歳という年齢を超えると現役ではなくなってしまうのか。
小泉氏はこの65歳以上の事を加賀棒茶にかけ、伝えております。
「これまでは65歳以上は注目されていなかった。これからはその力を国作りの一つの形としていきたい!」
ぼくたちの未来は明るいです。
3.フグ卵巣の糠漬け
郷土料理である「フグ卵巣の糠漬け」
一般的にフグは青酸カリ以上の猛毒がある生き物ですが、このフグを3年以上糠に漬け無毒化した食べ物がこの卵巣の糠漬けです。
地球上で一番珍しい発酵食品だと言われているそうです。
ぼくの家庭では炙って食べたりしますが、おいしい一品です。
この食材は先人が文字通り、「命を懸け」生み出してきた食材であります。
この食材が食材として成立したのは
困難の中で出来ない理由よりも、できる理由を見つけたという食への好奇心があった。
ここから言えることは「困難の中に好機を見出す」
これが一番伝えたいという事だとおっしゃっています。
日本の殆どが抱えている問題、人口減少。
若者が地域を出ていくことを嘆いても変わらない。嘆いて解決するなら嘆けばいい。
でも、嘆いても変わらない。
じゃあどうするか?
人口減少が進んだとしても、どうやったら豊かさや繁栄があるのか。
それを考えることがよっぽど有益である。
「地元を出て他をみる」そして「地元の良さを再発見」し戻ってくる。
そのような街づくりに努めることが大切であると教えてもらいました。
まとめ
一人がヒーローではない。社会全体が子供を支える国を作っていこう。
・加賀棒茶
人生100年時代。活躍を多くの人が出来る。長く働いても不利益な人ができなような社会を作っていこう。
・フグ卵巣の糠漬け
ピンチはチャンス。嘆いても変わらないことで嘆かない。人口減少を強みに変える。そんな地域を作っていこう。
(最後の締めくくり)
ぼくが出席した会場は白山市という石川第2位の10万人都市です。
北陸新幹線が開業し数年経ち、今後大阪まで延伸する計画となっておりますが停車駅にはなりませんでした。
この事は残念ではあります。
しかし、全国で5つしかない車両所があります。
これは強みにし、見学を伴ったツワー等も考えられているそうです。
(感想)
小泉氏の言葉は心に届きますね。
同じ会場で声を思いを聞けすごく良い時間を過ごすことが出来ました。
言葉の「体温」と「体重」
生で感じることができうれしかったです!