ぼくの人生の中で「本」というものはたくさん読むべきものと教えられてきました。
ぼく自身もその教えには賛同してこれまで生きてきました。
しかし、現在本を読んでいて思った事があります。
世間では「本は読むな」という考えを発信する人がいます。
なぜなんだろう?とずっと頭の片隅で疑問に思っておりましたが、つまりこういう事かもしれません。
[著者の考えや思いが正であり、自分の考えや思いは負である]
解説をします。
著者というのは書きたい内容がある人がほぼですよね。
その著者の考えや思いには共感させられる部分や勉強になるものが沢山あります。
その事に触れ、自身の成長に繋げていける要素は盛り沢山ですがちょっと言い方を変えると
「その人に右習え」とも言えます。
そしてやはり有名で秀でている人が多いので圧巻し自分と比較して「自信をなくす」事にも繋がるかもしれません。
ビジネス書を読み進めていく度に感じますが、秀でたアイデアや行動力はその人が生まれ持った「自力」ではないかと感じてしまいます。
ちゃんとそこに至るまでのサクセスストーリーはあるのですが。
そして、「やはり偉大な人はすごいんだな」という所に収まってしまう部分が出てきます。
そんな部分を感じた時にふと思いました。
「本は読むな」という人の言わんとする意味というものが。
まとめると
「本を読め」
本から得る知識と考え方で自分を成長させるためのツールとして使いなさい。
「本は読むな」
著名人の偉業や思想に萎縮して自分のオリジナリティが潰れてしまうのでやめておきなさい。
といったような違いがあると思います。
その考えを踏まえて上でぼく自身は
「本を読め」
に賛同します。
好奇心や喜怒哀楽は本から沢山得られます。
なので、ぼくは時々ネガテイブになりながらも本を読みます。