G.W前に社長から「これ、読みな」と渡された本のタイトルが記事タイトルで
ある。
暗にあなたは仕事が遅いので早くしなさいという意味も含まれているのかどうか
不明ですが、とりあえず借りる事にしました。
他に何冊かあったので多分そんな訳ではないとは思いますが、自分自身が遅いと感じて
いるのは事実。
読んでみて特に自分に欠けていると感じた所について、より深い理解をする意味も
込めて要約していきます。
なお、その中でも重要度を3段階に分けます。
★が多いほど重要度が高いものとなります。
(まず、G.W前に借りてまだ読んでいないという時点で問題にならないという
ツッコミはご遠慮下さい...。)
目次
仕事の環境編
速い人はインターネットから逃げ、遅い人はインターネットに近づく。★★★
この内容については大いに当てハマる内容で、現代人は気を付けなければいけない問題であると確実にいえるでしょう。
この内容が仕事を遅くさせている原因である事は間違いありません。
それは
「ネット、スマホ依存症」というなの「病気」です。
皆さんも経験があるのではないかと思いますが、とにかく吸引力が強い。
やろうと思えばいくらでも出来てしまう。
インターネットを見ていると関連ページがどんどんと出てきて、動画再生を見れば次の動画と手を伸ばしてしまう。
いつの間にか時間が大量に消費されてしまうのです。
ぼく自身も時間確認や天気の確認をするためにスマホを開くと無意識にSNSの確認やブログの閲覧をしていて時間がかなり経っているという経験を何度もしています。
どう防げばよいか。
単純に「スマホを遠ざけ見れない状態」もしくは「毎回ログインする」等ひと手間かけないと開けないようにするということです。
インターネットやスマホは意識的に遠ざけなければ、あなたの元に忍び寄ってきます。
だから意識してスマホを遠ざける努力が必要です。
では、なぜスマホを遠ざける事で仕事が速くなるのか。
単純に
「仕事に集中できる」
からです。
一度述べたようにインターネットやスマホは際限なく時間を奪います。
だからインターネットやスマホを遠ざけるだけで仕事が速くなります。
上手に付き合う事を考えていきましょう。
速い人は未来を見つめ、遅い人は今を見つめる。★★
仕事を早く進めようと思ったら現在のことを考えて粛々とこなす。
未来のことなんて考える必要はないのではないかと思われている人が多くいるようです。
しかし、未来に投資して人の方が仕事が断然早くなります。
それはなぜか。
未来に投資していると、ある一時点を過ぎた時に加速度的に仕事が効率化されていき、速くできるようになるからです。
具体的には
・ミスを繰り返さないようにマニュアルやチェックリストを作成
・同じことの繰り返しとならないようエクセルやネットツールを有効活用
これにより仕事を定型化・短縮化することができます。
また未来の為にスキルを磨くことも重要です。
未来や将来の事を考えずに、今出来る事を今の方法でやっていくと頭を使わないので非常に楽です。
しかしそれを続けていると進歩がなくしょうもずっと同じ仕事をやることにつながってしまいます。
すると、仕事を速くこなすことができず、「仕事の遅い人」に成り下がってしまいます。
だから未来を見つめる事が必要です。
未来を見つめる事で今日やる事も自ずと決まってきます。
今日に行う事は未来からの逆算で成り立つ。
未来を思い描き今日やるべき事が見えれば、無駄な仕事や時間を使う余裕を排除せざるおえません。
だから未来を見つめる事が大切だという事です。
ぼく自身に関しては見つめているようで気がつけばそれているように思いますしその場の火消しにまわる事もしょっちゅうです。
だからこの内容を改めて認識して行動を見つめなおします。
仕事の計画編
速い人は人の言う事を聞かず、遅い人は素直によく聞く。★
まずこの内容を説明する前にぼくの考えを少し出しておきます。
ぼくは素直によく聞くタイプだと自己認識しております。
その事で損をする事も確かにありますし仕事が遅くなることも多くありました。
しかし、良い場合も同じ位にあったのではと感じましたので★は1つになっています。
内容に入っていきます。
人の言う事を素直に聞く(仕事の遅い人)のマイナス面は仕事が受け身になってしまう事があげられます。
言われたことをうのみにしてそのまま何も考えずにやってしまうのです。
そのような姿勢で仕事に臨んでいると、ちょっと状況が変わった時や方向性が違ってくると自分自身で対応する事が難しくなり、身動きが取れなくなってしまい時間を浪費してしまいます。
反対に人の言う事を聞かず影響を受けない、自分に自信を持っている人は自分を活かして最大限のパフォーマンスを発揮でき無駄を省いて効率良く仕事を進めていくことができます。
道徳めいた話になりますが自分は自分、他人は他人と考え自分を活かす方法を考えてみましょう。
まとめますと、自分の意志を確認し尊重して決める事が自信につながり仕事が速い人、成果を出せる人になっていくコツだという事です。
仕事の意識編
速い人はあまり気を遣わず、遅い人はすごく気を遣う。★★★
人に気を遣う事は非常に大事です。
しかし、度がすぎるのはどうでしょうか。
仕事においては、人に気を遣いすぎることは決してプラスになるとは限りません。
「仕事が速い人」になるには、自分が主役になり決断してどんどん仕事を進めていくことが大切です。
他人の意見を尊重しすぎて指示通りにしか動けないようであれば、仕事を速くすすめていくことはできません。
必要以上に人に気を遣いすぎると相手の決める事を待つ状態が長くなり、どうしても仕事が遅くなってしまいます。
とありますが、まさにその通りだと思います。
実生活で相手に気を遣い仕事が全く進んでいかないという事がぼくは多々あります。
おまけに気を遣う事で後回しにされる事にもつながり悪循環だと感じることも多いです。
一昔前に流行った表現「KY」だと言われても自分の言い分を通していく。
それが仕事を速く進めるコツだと感じています。
コミュニケーション編
速い人は仕事をどんどん振り、遅い人は全部自分でやる。★★★
仕事が速い人は
誰でも出来る仕事は、部下などにどんどん振ってしまい、「自分にしか出来ない仕事」をやる。
そうする事で付加価値の高い仕事を沢山やって熟練することでさらに仕事の速さに磨きがかかる。
逆に仕事の遅い人は
「自分でやった方が速いから」という理由で、何でもかんでも自分でやろうとします。
一見、速そうに見えますが雑用が溜まっていき一向に付加価値の高い仕事が出来ません。
そうなれば、一生「仕事の遅い人」のまま付加価値も見いだせず終わってします。
仕事を振るのは申し訳ないという気持ちはわかりますが、組織で考えると仕事を振る行為の方が有益なことが多いのです。
ぼくの経験的にも確かにどんどんと仕事を振れる人が付加価値を見出す仕事をしています。
そんな人に憧れも持っています。
では、なぜ出来ないのか。
先にも書いた内容と被ってしまうのですが「人に気を遣う」ので自分でやってしまうのです。
人に頼むと小言の1つや2つ言われます。それを真に受けてすんなりと受け入れてもらえないのが嫌で、結局自分でやってしまうのです。
仕事が速い人になる為の最大の壁の1つに感じますね。
パソコンの使い方編
速い人はどこでも仕事をやり、遅い人はデスクでやる。★★
どこでも仕事ができるというスタイルが仕事の速さにかかわってくる時代となっています。
環境に左右されず仕事を始める時の立ち上がりが速いことも、仕事を進めてるにあたっては有利に働きます。
ここの中ではノマドワーカーとしてスキマ時間を活用する事を推奨しておりますが、ぼくの立場に置き換えて話させてもらいます。
数か月前に会社用携帯がスマホへ切り替わりました。スマホというのはご存知のように大変便利なツールでメールやデータの確認を以前は社内でしか出来ませんでしたが外出先でも出来るようになりました。
ここでいうスキマ時間を活用はスマホで行うように心がけたいと思います。
まとめ
マンガを交えた内容紹介であったのでとても分かりやすい本です。
他にも大切な要素が沢山ありましたが今回はぼくにとって特に重要な内容を元に記事にして要約し感想を含めました。
本を読み終えて理解はしましたが、ここから最も大切な実践です。
少しでも「仕事が速い人」になれるように努力をしていきたいと思います。
{本を纏めるのって難しいですね。良さを伝えきれてない感が半端ないです。
でもこれに懲りずまたチャレンジしていきます。}