ぼくの住んでいる地域はどちらかと言えば田舎です。
どちらかと言わなくても田舎です。
どの位の田舎具合かを比較しておきます。
東京、大阪、名古屋などの大都市から比べれば田舎には分かりませんが
わが県最大の人口を持つ「金沢」を都会と定義する事にします。
その都会から比べ、ある程度田舎へ行くと暗黙のルールみたいなものが存在するように感じます。
それを感じる度に、心の中でつぶやくのです。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
※意味
その土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である、などの意味の表現。
具体的なその豪(ルール)を5選、紹介していきたいと思います。
田舎ルール5選
おれ(わたし)が渡るから止まりなさい
田舎道というのは基本的に車も人もあまりおりません。なので、快適に運転する事が出来ます。
あまりよいことではありませんがカーナビのテレビやスマホ録画映像を多少見ながら運転することも出来ますね。
でも注意事項があります。
これがテーマの1つ目であります。
田舎の住民というのはその土地の事を知り尽くしております。
知り尽くしているがゆえなのかどうかはわかりませんが、道路上でもその常識が適応されるのでしょう。
車が接近しているのに平然と横切ります。
ドライバーが考慮して止まったり徐行をするのが常識です。
都会でこれをやるとクラクションものですよね。
このケースに遭遇するとぼくは心の中で唱えます。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
ジョークに聞こえるかもしれませんが、ほんとにそう思っています。
右左折する時は直前で
これはたまに都会でも見られる現象なので体験されている人もいるかもしれません。
少しずつ速度が遅くなります。
そしてブレーキランプが点灯するのです。
そして減速してブレーキランプが光ります。
その後、右左折サインが点滅するのですね。
その直後に曲がります。
これは面白可笑しく言っているわけではなく本当によくある光景です。
これについて攻め立てるような態度をとるのはよくありません。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
道路に車は通りません
集落内を走行する時によく遭遇します。
道路の真ん中に車が止まっており、通れません。
多分車が通らな過ぎて相互通行の概念がないのだと思います。
クラクションを鳴らしても出てきてもらえる可能性は50%程度です。
それだけ車が通らないし止めていてもなんの問題もないのでしょうね。
そんな状況の時、ぼくはもうクラクションを鳴らしません。
ずーっと後ろまで下がり迂回します。
人によっては迷惑そうに睨みつけ、だらだらと車を寄せる人もいましたので。
そんなことで気分が悪くなっては損です。
やはり協調性が大事。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
安全運転!アクセルは踏まなくても進むのよ。
急いでいる時にしか意識しなくなりました。
その位よくいる馴染みの存在。
超絶・低速な運転ドライバーです。
車が壊れてしまったのであろうか?
と思われる程ゆーっくりとした運転で、最初に遭遇した時は何かあったに違いない(車の故障等)と感じたものでした。
すれ違いざまに運転者を確認すると
「あっそういう事ね」となります。
運転してても良いのかなとも感じます。
そんな思いをぐっと我慢をしてあの言葉を心に刻みます。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
反対車線から知り合いが。止まって世間話をしよう
都会でも昔は時々ありましたが、対向車の人とお互い道の真ん中で停車して話をする風景。
この場合はお互いブチ切れて喧嘩状態になっているケースが多いのですが。
田舎ではちょっと違います。
知り合いとすれ違う際にお互い止まってお話をするのです。
笑顔交じりの場合もあります。
後ろで待たされるぼくは考えます。
なにこれ。
この時間はなんなの?
と。
急いでいる時はクラクションですが最近は少し様子を見ます。
10秒以内で終わるのがほとんどなので。
ただその10秒はマジで長く感じますが。
訳の分からない、こんな運転をされていますが田舎ではこれが常識なのでしょう。
そしてまたぼくはあの言葉を心で唱えるのです。
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
まとめ
まずよくある〇〇選スタイル風に記事を書こうと思い作ってみましたが、なんだか皮肉っぽいですね。
難しいですね。
本編のまとめに話を戻すと
田舎というかやはり高齢ドライバーに見受けられやすい現象ですね。
はっきり言うとそんな運転者にハンドルを握らせたりするのはどうかと思います。
しかし、田舎というのは本当に交通手段が乏しいのです。
車に乗らず他の方法を考えて下さいと言うのは酷な話だなとも感じます。
だから
「ここにはここのルールがあるんや。豪に入れば郷に従え」
という精神で温かく守ってあげても良いのかとも思います。
遭遇した際はこの考え方でやり過ごすと案外腹も立ちませんよ。
最後までお読み頂き有難う御座いました。