『目線が違うんですね、目線が』
こんにちは、ken-jです。
みなさん、読書はしてますか?
最近は読書をしながらインプットにふける毎日です。
特に重点的に読んでいるジャンルがありまして。
なぜ今までしっかりと考えてみなかったのだろうと思いながら読んでいます。
【お金】についてです。
当たり前ですが、いま日常的にお金を使って稼いでもいます。
だからお金については分かっているつもりでいました。
そう、あくまでつもりです。
しかし、本を読み進めていく中でお金について大半のことを理解していないことに、気づかされている今の現状です。
これからの時代、お金について学んでいないとどんどんジリ貧になっていくことも分かってきました。
だからこそ、学ぶべきだと感じましたし勉強していくことにしています。
自分自身の状況がだんだんと分かってきたことと同時に、不安要素もたくさん目に付くようにもなりました。
その不安要素の一つが家族です。
その中でもこどもの今後についてとても心配です。
今からお話する内容はタイトルにもあるように書籍
『家族のお金がふえるのは、どっち!?』
を読んでいて、まさに書いてあった内容が思い起こされるような場面に出会ったので記事にしてみようと思いました。
書籍のテーマを一部抜粋しながら話していきます。
テーマは
【将来の夢は、「ピアニスト」か「レジの人」か。お金もちになるこどもは、どっち?】
みなさん、どっちだと思われますか?
ちょっとネタバレさせておくとどちらでもない!
では、まずはぼくが実際に出会った場面について語っていき、本の内容に触れていきますね。
エピソード
それでは実際に娘との日常生活から感じたエピソードについて話していきます。
先日、娘と共に実家へ帰郷しました。
我が家には置いていないおもちゃがたくさんあるので、娘は大喜び!
いろんなおもちゃを引っぱり出してきては遊んでいました。
やがてひとつの遊びに定着していきました。
お弁当屋さんごっこです。
数種類のお弁当箱におもちゃを詰め込んで販売して回ります。
「いらっしゃい、おいしいですよ!」
ぼくと母はお客さん。
同じ弁当をなんども買います。
娘は販売員ですから、なんどもレジスターを通して弁当を販売しています。
どうやら、レジでお会計をするのが好きなようです。
このおままごとは帰宅する時間まで続き、帰路につきました。
帰宅後、娘にピアノの練習をするよう嫁さんが言います。
しぶしぶ練習に取りかかる娘。
たのしく練習をする時もありますが、ご機嫌ななめになりながら練習する場面が目立つ。
今回もすぐにいらいらとし始め、全く違うことをし出します。
娘がピアノの練習をしている間、ぼくはその横でこれから紹介する本を読んでいたんですね。
そしてこれからお話するテーマ【将来の夢は、「ピアニスト」か「レジの人」か。お金もちになるこどもは、どっち?】を読み進めていく中で
「あっ、今の状況ってこの本と似ていない?」
と感じたわけです。
ちなみに!
ここでぼくが出した答えは「ピアニスト」だろうと思いました。
ピアニストとして有名になればやはりお金もちになれるだろうと考えたので。
レジの人だと到底お金もちにはなれないだろうし・・。
さて、ぼくの予想は当たっているのでしょうか?
答え合わせをしていきましょう。
次のテーマは本で解説している内容をメインとして紹介していきます。
将来の夢は「ピアニスト」or「レジの人」
最初にぼくの予想に対する答え合わせをしていきますね。
将来お金もちになるのは「ピアニスト」だろうと予想をしていました。
答えは
「どちらかというより選択肢を増やす」
ピアニストでもレジの人でもない。
お金もちになるには
- お金に対する3つの考え方
- 目に見えない存在
を教えてあげることが重要だそうです。
いっけん、「ピアニスト」で有名になればたくさんお金をもられて贅沢な暮らしができる。
そんなことを想像できます。
テレビでもピアニストの優雅な生活を取り上げられていたりしますし。
でも本当のお金もちって違うんです。
次のテーマは「お金について大事な3つ」を説明していきますね。
お金について大事な3つ
まずお金についてとても大切な3つのことを説明していきます。
- お金の「稼ぎ方」
- お金の「管理の仕方」
- お金の「価値」
こどもにはこの3つを教えてあげなければいけません。
節約してお金を貯めようにも、収入自体が少なければ、豊かにはなれません。
逆にいくら稼いでも、管理をおこたってしまえば資産は増えません。
そして、お金の価値そのものを理解していないと、豊かな人生にはないでしょう。
と筆者は言っています。
本の中では全ての項目に対しての返答が用意されていますが、当ブログでは一つだけ取り上げて説明してみようと思います。
今回取り上げるのは1ばんめ「お金の稼ぎ方」について。
日常生活を送るにあたり、労働したり労働者を目にする風景。
仕事をして働いている人たち。
その働いている人たちを例にして、子どもに教育する一場面が本の中で紹介されていました。
要約した内容を説明していきます。
教育場所はレストラン。
どのようなことを教えているのでしょうか?
お金について日常から学んでみる
教育の舞台はレストランです。
小学校5年生の子どもとレストランへ行きました。
店内を観察しながら質問をしてみます。
店員さんは、何人いる?
3人?
そうだね、一人ひとりの時給が1000円だとしたら1時間でいくら?
3人だから、3000円!
じゃあ、いま、お客さんは何人いる?
いち、にー、さん・・・、全部で10人!
ひとりが1000円ずつ払ったとしたら、全部でいくら?
10人×1000円だから、1万円!
そう。お客さんがいる時間が1時間だとすると、お店はいくら儲かる?
1万円-3000円で、7000円!
こんなやり取りをしながら、最後にこう聞いています。
3人の店員さんのお給料を出して7000円残るよね?じゃあ、この7000円は誰がもらえるのかな?
えーっと、社長??
そう!正解!
実際には、料理をつくる人や、店舗の家賃、光熱費、材料費などのコストがかかっていますがここではあえて単純化しています。
飲食店に行くと、子どもが目にするのは実際に働いている人たちばかりです。
だから子どもが将来なりたい職業は目に見える職業。
だから「レジの人になりたい!」
といった答えになります。
同じようにピアニストや野球選手、料理人も同じくくりとして考えられます。
もちろん、まったく悪いことではありません。
目指すものがあるのはすばらしいことです。
しかし、お金の教育をするとなると別の選択肢を増やしてあげる必要があります。
それがこれからお話する「目に見えない存在」です。
「目に見えない存在」を教えるのが帝王学
目に見えない存在。
もちろん、実際に存在していますが普段目にすることのない人たちです。
さきほどのレストランを例に見てみると、お店の中にはいないけれど、最も多くのお金を手にすることとなる「社長」の存在です。
また別の例をあげてみます。
子どもとコンビニに買い物へ行ったとしましょう。
「店員さんへ給料を払っているのは店長さんだけど、店長さんに給料を払っているのは?」
そう、経営者ですよね。
またはこんな質問です。
「コンビニの上はビルだよね。ってことはコンビニは家賃を払ってお店をひらいている。じゃあその家賃はだれがもらっているんだろう?」
ビルのオーナーです。
「目に見えない存在」とは普段は目にすることのない社長(経営者)やオーナー。
子どもたちにその存在は見えていません。
じつは多くの大人たちも見えていなかったりします。
最も富を得ているのは目に見えない人たちなんです。
つまり
目に見えない存在を親が認識し、子に伝え、想像力をやしなう。
これこそが「お金の帝王学」の基本です。
長くなったので、これまでの話をまとめて終わりにしたいと思います。
まとめ
何気ない日常生活から、今回の記事元になった本の一部を紹介させてもらいました。
どうでしょう?
参考になったでしょうか。
「給料をもらう人」や「家賃を払う人」以外の選択肢を子どもに与えなければ、子どもが富を手にすることはできません。
会社をつくる人
給料を払う人
家賃をもらう人
そんな人たちの存在を、こどもに伝えましょう!
ということで、記事を締めくくりたいところですが。。
文末にはとてもこわい一言が書かれていた。
「目に見えない存在」の人たちからは、こちらのことが「丸見え」なんです・・。
ということは・・・
ジリ貧になる前に、お金に対する知識を高めていく必要がありますね。
頑張りましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。