家庭用火災報知器が設置義務になっているのを知っていますか?
そして、義務制度が始まってから10年経ち更新時期である事をご存じでしょうか。
(石川県では)
ぼくは今、販促商材として火災報知器の設置・更新に力を入れています。
その中で現在の設置・更新状況について提案した際の関心や認識について皆さんが
どのように受け止めているのかを記事にしたいと思います。
その前に火災報知器がなぜ義務になったのか。
その理由と種類について簡単に説明をします。
なぜ義務になった?
「就寝中の火災により気付くのが遅く逃げおくれてしまい、死亡事故が多発した」
というのが、主な要因であります。
アメリカでは1970年代に義務になっており、普及率は約95%だそうです。
どんな種類があるの?
大きく分け2種類あります。
・煙感知式 煙に反応して作動する。
・熱感知式 熱に反応して作動する。
義務となっているのは「煙感知式」です。
「煙感知式」は就寝している時に作動します。
だから義務なのです。
更新は必要?
必要です。
10年が経つと電池の消耗とセンサー等の劣化により正常作動しません。
その理由で交換更新が必要になります。
詳しくは「日本消防検定協会」様のHPをリンクしておきます。
http://www.jfeii.or.jp/knowledge/for_house2.html
提案活動で得た顧客の認識について
よくあった声について箇条書きにしてみたいと思います。
・この前点検したから大丈夫(数年前に)
・電池だけ替えればいいんでしょ
・台所に1つ、居間に1つ~~~
・買ったけど箱のままやわ
・私、もう長くないしいらんわ
と様々でした。
かなり都合の良い考え方だなと感心してしまう答えを仰られる方も多くおり、ある意味
「すごいなー」思えます。
一番強く感じたのは
設置理由が不明確であるという事です。
設置する理由は先ほども言ったように「就寝時の逃げ遅れ」です。
台所を真っ先に話されるお客様がすごく多くて、この説明をする機会が一番多かったです。
まとめ
たかだか数千円の商材です。
これで約10年間、火事による悲惨な出来事にあう確率がぐっと減ります。
皆さん、設置していきましょう。