さぁ、冬本番!タイヤも交換完了!
ken-jです。
ようやく自家用車のタイヤを交換しました。
積雪のある地域の方、もうタイヤは替え終わりましたか?
地域によって交換時期にはバラツキがあると思いますが、早めに交換しておけば安心ですよね。
恒例ですが雪マークが出た途端、慌ててガソリンスタンドなどに駆け込む様子が毎年見受けられます。
ぼくは昔ガソリンスタンドでバイトしておりました。
そしていつも思う事がありました。
「なぜもっと早く交換しないんだろう?」
「自分で交換すれば何時間も待たなくて済むのに」
と思ったものでした。
手順が分からず交換されていない方、この際自分で交換してみませんか?
タイヤを履き替える前に確認しておこう
さあ、さっそくタイヤを外して交換していきましょう!
と言いたいところですが、まずは履き替えるタイヤを一度確認します。
当たり前ですがタイヤというのは道路を走行しているのでブレーキなどで摩耗していきます。
摩耗したタイヤで走行するとスリップの原因となります。
また長年使っていることによるタイヤゴムの劣化が起こっており、よろしくありません。
では、具体的にどの部分に注意すればよいか見ていきましょう。
スリップサインの確認
スリップサインとはタイヤの溝部分にある凸部分です。
写真で確認してみましょう。
このスリップサインが交換目安になっております。
1.6mm未満ですと整備不良として使用禁止となっております。
タイヤにもよりますが100円玉を溝に差し込み、「1」の数字が見えたら残り溝が半分以下になっていると確認できます。
※参照サイト ブリジストン
タイヤの溝深さについて | タイヤの点検・整備 | タイヤを知る(乗用車用) | 株式会社ブリヂストン
ちなみにぼくの夏タイヤはもうだめですね。
タイヤ側面の確認
次にタイヤ側面も確認してみます。
車の走行をあまりされておられない人は特に注意してみて下さい。
長年使っているとタイヤゴムは劣化していきます。
よく見ると細かい線が入っているのが、おわかりになるでしょうか?
タイヤネームの端も剥離してきてますね。
側面にひび割れや剥離が確認されるという事は、年数が経過している証拠です。
タイムゴムの硬化により、ブレーキの効きが悪くなっている可能性があります。
こちらの症状が確認された場合は、交換してもらいましょう。
タイヤの方向性を確認しておこう
タイヤによっては方向性というものが存在しています。
方向性を合わせて取り付けを行わないとタイヤの性能を発揮できないので、ここも注意してみましょう。
さて、次はタイヤ交換を行うための道具を確認してから、実際の交換手順を確認していきましょう。
タイヤ交換に必要な工具
タイヤ交換に使用する工具というのは案外少なく、大きく分けると2つだけ。
- 車を持ち上げるジャッキ工具
- タイヤのナットを緩めたり締め上げを行うレンチ
さまざまな種類がありますが、今回はぼくが使って便利だと感じる工具を紹介しておきます。
油圧ジャッキ
車を持ち上げる為に使われる工具ですが、車を持ち上げる箇所によっては前輪・後輪を同時に持ち上げられるので非常に便利です。
クロスレンチ
車のナットを脱着させるために使用する道具です。
車種によってナット径が異なりますので、多種に対応できるクロスレンチは便利です。
そして負荷も掛けやすいのでおススメです。
そこまで高価なものではありませんので、購入しておいてもよいかと思います。
さあ交換してみよう!
前置きが長くなってしまいましたが、大切な事なのでご説明させていただきました。
それでは交換作業を始めていきましょう!
手順1 ナットを緩めよう
タイヤ交換でまず最初に行うことはナットを緩めることです。
ぼくはよくやってしまいがちですが、持ち上げた後だとタイヤが空回りして外せません。
では、緩め方からみていきましょう。
次はジャッキアップです。
手順2 車をジャッキアップしよう
ジャッキアップは車種によって持ち上げる箇所が異なりますが、基本はこの部分です。
しかしここの部分だけで交換を行っていくと、1ヶ所ずつしか交換ができない為、車種によってですが2本同時に交換できる場所にて持ち上げます。
ぼくの車の場合、デフと言われる部分をジャッキアップしています。
1本ずつ持ち上げて交換していくのもいいのですが、効率を考えると確実に2本同時に上げた方が早いですよね。
もう一度お伝えしますが、車種によって異なるのでもし自信がなければ基本の場所でジャッキアップを行うか、車屋さんに行く機会があったら確認して見て下さい。
手順3 履き替えるタイヤを締め付ける
履き替えるタイヤを取り付けたら増し締めをしていきます。
タイヤ交換で一番気を付けたいポイントがこの作業になります。
- ナットを手締めで回せるところまで回しいれる。
- 対角線上にナットを締めていく 【ここが一番重要!!】
- ジャッキダウン後、全てのタイヤに締め忘れがないか確認して終了
はい、お疲れさまでした!
なぜ、ナットを対角線上に締め上げていかなければいけないのか?
ナットを隣どおしの順に締め上げていくと、締め上げていった側にだけ力が集中します。
反対側の力はゼロとなります。
この状態で締め上げると、タイヤ軸がかたがってしまいうまく回転しなくなります。
だから、対角線上に締め上げる必要があるのですね。
まとめ
タイヤ交換を自分で行えれば急な積雪にも対応できるので安心だと思います。
やってみると案外簡単だと思うので、是非一度行ってみて下さい。
冒頭に思ったことに戻りますが、ガソリンスタンドで何時間も待ってる間。
時間とお金を掛けずにタイヤ交換をできると考えれば、有益だと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。