ken-j’s diary

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『東京大学と白山市が連携して進めるSDGs』講演会を聞きにいった感想。

全く分からなかったSDGsについて理解が深まった?

ken-jです。

 

わが市の広報誌に気になる情報がありました。

タイトルにもあるように

『東京大学と白山市が連携して進めるSDGs』

講演会の内容を忘れないためのレポートと、ぼくの記事を通してSDGsに少しでも理解が深まれば嬉しいと思い、記事にします。

 

はっきり言って突き詰めていくと難しい!

頭の良くないぼくとしては特に。

ですが、講演の中でぼくなりに導き出した結論を発表してから中身に触れていきます。

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結論は

世代間や立場を越えて話し合い、みんなで「明るく楽しい」社会を作っていくため、活動をする。

 

ぼくたち個人ができる小さな一歩はここからではないでしょうか。

 

では、SDGsとは何か?

からお話していきます。

 SDGsとは何か?

SDGsとは2030年までに持続可能な世界を実現するためのみんなの目標です。

17の目標があり、すべての人が将来にわたって平和で豊かな生活を送れるように、環境保全に取り組み、経済を成長させ、より良い社会の実現を目指すものです。

 

【SDGs】は頭文字となっています。

S=SUSTAINABLE 持続可能な

DDEVELOPMENT 開発

G=GOALS      目標

今回は講演会で得た情報をまとめたいので、SDGsの説明は分かりやすかったサイトにお任せします。

https://sdgs.edutown.jp/info/

講演内容 1.エネルギーと環境の課題解決からみたSDGs

講演者は【瀬川浩司氏】東京大学教授です。

 講演では目標7「エネルギー」と目標13「気候変動」に特化した内容でした。

 

まずSDGsは17の取り組むべき目標を掲げていますが、それぞれが独立して成り立っているわけではなく連携して解決していく課題となっています。

とてもわかりやすかった言い方をされていました。

 

例えば

目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

を実現するためには・・

目標13「気候変動に具体的な対策を」

の気候変動を起こさせないクリーンエネルギーを使用する必要性があるので

目標9「産業と技術革新の基礎をつくろう」

を重視する必要があり、その項目を達成するには

目標4「質の高い教育をみんなに」

といったように関連づいていきます。

*1

世界の資金は「ESG投資」に動く

ESG投資とは企業活動の要素のうち

環境 Environment】

【社会 Social】

【ガバナンス Governance】

に注目し持続的に発展する企業を判断して投資することを指します。

 

ESGに注目することで企業の持続的成長や中長期的利益につながり、財務指標から見えにくいリスクを排除できるとの発想からESG投資が重視されています。

『RE100』に向けて動き出した世界

RE100とは

事業運営を行うべきエネルギーを100%再生可能エネルギーでまかなう事を目標に掲げる企業が加盟するイニシアチブ。

 

加盟企業には、事業電力を100%再生可能エネルギーにすることを求めている。

加盟企業も増えており欧米だけでなく中国やインドの企業にも広がりを見せている。

※2019年2月時点 164社

 

 日本ではあまり知られて知られておらず、加盟する企業は現在26企業。

  • リコー
  • 積水ハウス
  • アスクル
  • 大和ハウス
  • ワタミ
  • イオン etc・・

もちろん米国の大企業も参加している(ごく一部抜粋)

  • Microsoft
  • apple
  • Google
  • Facebook etc・・

 

日本企業の中でも積水ハウスが販売するZEH住宅は、これまで650MWを超える太陽光発電を供給してきた。

余剰電力は今までFITにょる電力事業者が買取っていたが、順次FITが終了する2019年以降は買取を予定している。

この電力を積水ハウスが買取りを行うことで、再生可能エネルギー調達100%を2040年までに達成する目標を掲げている。

 

ちなみに我が家もZEH住宅であり、過去記事では我が家のZEH住宅事情を記事にしていますので良ければ一読下さい。

www.ken-j.work

 RE100の考え方を全国へ

再生可能エネルギーの時給が可能地域と難しい地域が存在する。

日本全体でRE100を目指す考え方を提唱している。

図にて。

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講演内容 2.白山の自然環境とSDGs

次の講演者は【佐々木夏来氏】東京大学助教です。

話題はローカルなものとなります。

 

テーマとして

白山・手取川地域の自然環境について興味を持ち、知ることの大切さを実感してほしい。

という内容で始まりました。

 

具体的には

魅力脅威をしること。

 

魅力

・白山ユネスコエコパーク(生態系)

生態系と保全と持続可能な利活用の調和〈自然と人間社会の共存〉を目的とされています。

霊峰白山を中心とした近隣4県にまたがる生態系に関した取り組みです。

『石川県』『富山県』『福井県』『岐阜県』

3つの機能

  • 保存機能(生物多様性の保全)
  • 学術的研究支援
  • 経済と社会の発展

3つの地域

  • 核心地域:厳格に保護、長期的に保存。
  • 緩衝地域:核心地域保護のための地域。
  • 緩衝教育:研修・エコツーリズム。
  • 移行地域:人が生活し、自然とちょうした持続的な発展を実現する地域。

・白山手取川ジオパーク(大地)

大地(GEO)の公園(PARK)を意味する。

大地の遺産を保全し、教育や観光に活用しながら地域の復興を図るプログラム。

人・動植物・大地が深くつながり合っている。

 

 

白山市は山があり川がある。そして海もある。

小さな地球に例えられる。

と話されていました。

 

 脅威

霊峰白山~手取川~海への繋がりを考える。

 

・巨大地すべり 霊峰白山

2014年10月~2015年7月の間で10cm程度地盤が動いている場所が確認されている。

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地すべりによって出た土砂は手取川へと流れつき、海へと運ばれる。

 

・砂浜海岸で起こっている事 海

流れ着いた土砂が浸食の問題となっている。

浸食が進むとどうなるのか?

  1. 海岸の浸食による生物生息域の減少
  2. 海岸へ漂流ゴミが流れつく
  3. 水田(川北潟周辺)の乾田化

知ることから始まるSDGs 

山と川と海。

すべてが揃っている立地であり、小さな地球と考えられる白山市。

1つ1つの繋がりと魅力と脅威を知ることで地域社会のSDGsが始まっていく。

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地域間の連携の大切さ

地域にとどまらない活動を。

各々がSDGs実現のために基盤をつくっていく。

そしてボーダーを越えて繋がっていくことで全体に広がる活動となっていく。

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感想

とても有意義な講習でした。

有意義だと感じられた要素をお伝えしようと一生懸命まとめてみましたが難しく、感動をお伝えしきれていない残念な気もちでいっぱいです。

 

今回は東京大学と白山市が取り組むSDGsの形についての内容でした。

 

もし、皆様が近くで触れられるSDGsがあるようでしたら、是非触れてみて欲しいです。

 

内容が難しそうといって敬遠するべきでない内容です。

率先して、学ぶことをおススメします。

 

もう一度、ぼくが感じた結論を示して終わります。

 

世代間や立場を越えて話し合い、みんなで「明るく楽しい」社会を作っていくため、活動をする。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

*1:説明が一瞬だったのでぼくなりに解釈しています。