仕事は応用力だ。
ken-jです。
今回の記事は少し愚痴っぽくなるお話となります。
本業の仕事関係で起こった出来事についてになります。
ぼくの本業は過去に何度かお話しておりますが
『プロパンガスを始めとした住宅設備を扱う会社』
です。
当然ガスだけではなく、水回りを始め色々な商材を扱います。
特に設備機器を設置施工する為には電気やガス、水道や排水配管に接続を行う必要があります。
当社では自社施工の体制、または外注環境を整えて仕事をしています。
そのうえで、ズバリ言いたい!
『商品を煌びやかに並べるのも大切だが、設置施工体制も強化したらどう?」
タイトルにも載せてあるのですが、ある大手家電量販店の対応についてモノ申したい気持ちになりました。
何度か某量販店絡みの仕事で手直し工事を行ったことがあり、今回も1件ありました。
言い出すとキリがないので、今回のケースをご紹介
1本の電話が鳴りました。
お客さん
「御社ではないんですけど・・ウォシュレットを換えてもらっているのですけど、配管が折れてどうしようもないんです。助けてもらえませんか?」
当社でも当然扱っている商品。
対応する側としてはあまり気分はよくありません。
⦅うちで換えてくれれば・・そんなもんトラブルとしてではなく当たり前のように終わらせるのに⦆
とぼくの心の声。。
一瞬、断ろうかと思いましたがやっぱり困っているので話を聞くことに。
ぼく
「ウォシュレットを換えてくれている業者さんは出来ないんですかね?」
当社に電話を掛けてくる時点で出来ない事はわかっているが、聞いてみる。
お客さん
「では、業者さんに変わります。」
業者さん
「あっ、どうもすいません。給水管が折れてしまって直せないんです。直せませんか?」
ぼく
「直せますけど、今日は休みなのですぐには行けませんよ?」
業者さん
「わかりました。待ってますのでお願いします。」
ぼく
「わかりました。時間がかかりますが行くことにします。」
この時、何をしていたのかというと
ぼーっとしながら記事ネタを考えていて、全く忙しくありませんでした。
イジワルしちゃいました。
しばしゆっくりした後で現場へ向かいます。
ぼく
「どうなっているんですか?」
と尋ねる。
大体どうなっているのかわかってはいましたが、一応尋ねながら確認をします。
業者さん
「こうなっているので、お願いできますか?」
ぼく
「わかりました。」
本当によく起こる事なので業者さんへ確認してみます。
〈説明〉材料にもよりますが、わりと古い水栓配管は折れやすい。体重をかけたり負荷をかけないことをおススメします。
ぼく
「結構起こることですけど、いつもどうしてるんですか?」
業者さん
「幸い、ぼくはなったことがないんですよ。他の人からはよく聞きますが。」
運が良いのか、経験が少ないのか。
よくわかりませんが、業者さんはじっくりと作業を見ておりました。
次からは自分で出来るでしょう。
少し愚痴っぽくなりますが。
こちらの一件もそうですが、他にも同じような事が何度かありました。
「某家電量販店さんよ、商品は売るだけが終わりじゃないんですよ。問題があっても対処まで出来て顧客満足なのですよ。」
と言いたい。
自社施工の体制はとらなくてもいいでしょうが、簡単に想定できそうなケースに対しての外注ネットワークの構築はしてほしいものです。
ちなみに、こんなケースでの依頼は苦労が多く、単価が望めないケースが多いです。
標準工事費〇〇円とかありますが、標準工事費で収まらなかったとよく聞きます。
プロのぼくからしてみたら今回の作業も何てことない作業。
量販店がいう標準工事というもののレベルが知れます。
だから店頭価格と標準工事費についてはあまりあてにしないように注意したいものです。
そして顧客満足は売るだけではなく、施工とメンテまでしっかりと出来てこそ可能ですよ。
届かないと思いますが、大手に対して小さな声をぼくは発します。
ここまででメインのお話は終わりです。
《オマケ》
この一件が終わり、帰る途中に電話がありました。
「キッチンから漏水していて床がびしょ濡れなんです。直してもらえませんか?」
訪問すると確かに床がびしょ濡れでした。
フローリングも色が変わっている。
でも、漏水してから時間があまり経っていない様子なので、床の張替えは免れそうでした。
話を聞いていくと、キッチン水栓を自分で交換したとのこと。
水栓交換は物にもよりますが、非常に簡単です。
しかし、だからこそ注意が必要です!
漏水確認はしっかりと行いましょう。
じっくりと接続箇所の確認を行って下さい。
数分で一摘の水漏れとかもありますので。
DIYが流行しているようですが、注意ポイントを押さえて作業しないと大きな損失になる場合があります。
上水道に関しては
『漏水=お金の垂れ流し』
と意識して注意したいものです。
完全に本業一色の記事となってしまいましたね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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