先日に記事投稿した金沢市企業局の民間譲渡案の続編について記事にしていきます。
以前の記事投稿はこちら。
ここから進展がありました。
第2回市ガス・発電事業あり方検討委員会が行われたようです。
その検討内容を簡潔に書きだしてみます。
先に触れておきますが、水道事業についての言及は記事にはありませんでした。
はっきり言ってこの部分が1番ぐらついたらまずいのだと感じますが、記事にするまでもなくうまくいっているのでしょうか?
わかりません。
金沢市企業局 都市ガス事業,7つの経営形態を検討
指定管理者制度
見慣れない名称ですね。説明していきます。
平成15年の地方自治体法改正により創設された制度。
金沢市企業局の委託業務を議会の議決により、指定を受けた株式会社等が管理可能とした制度。
石川県では平成18年から本制度を導入しています。
直近の評価基準
直近の指定管理者候補団体
コンセッション方式(公共施設等運営権制度)
こちらも説明しますね。
金沢市企業局と民間企業が契約してサービスの運営、維持を独占的に行う。
百貨店を例に出すと店内にテナントが入居して物品を販売するケースもコンセッション方式である。
他県でも既に採用されているようですね。
地方独立行政法人(非公務員型)
住民の生活、地域社会及び地域経済の安定等の公共上の見地からその地域において確実に実施される必要のある事務・事業のうち、地方公共団体自身が直接実施する必要はないものの、民間の主体に委ねては確実な実施が確保できないおそれがあるものを効率的・効果的に行わせるため、地方公共団体が設立する法人。
わかりやすくと思いましたが、解釈が難しすぎ文部科学省の文言をそのままのせました。
一般社団法人(市出資あり)
こちらはわかりやすいですね。
営利を目的としない法人。
なじみのある企業形態だと思います。
市が出資するというと事で倒産等のリスクはないと考えられますがサービスの向上の面からいけば不安の残る形ではないかと思われます。
株式会社(市出資あり)(市出資なし)
ごく一般的な形として運営・管理をしていくものとなりますね。
説明は不要かと。
金沢市企業局 電力事業,経営形態
北陸電力との長期契約を結んでおり経営が安定している。
特段のリスクはないと判断しており検討の範囲ではないようです。
まとめ
ぼくの意見ですが最初に述べた「指定管理者制度」の運用管理がいいのではないかと思います。
完全に民間事業にしてしまった場合、現状では赤字企業になるのは必至です。
そうなると料金の値上げをせざるおえないことや不正事業に繋がる可能性も増えてきます。
実体験でいうと指定管理者制度を受けた事業サービスをうけましたが好印象だったのでそのように感じました。
またこの内容は興味があるので追っていきたいと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました。