わが石川県で最多の生徒を抱える「金沢市西南部中学校」
今年度大胆な改革に乗り出したと新聞記事にて掲載されていました。
その方針とは
「定期テスト」
「宿題」
の廃止です。
なんてインパクトのあるタイトルなんだろうとまず関心してしまいました。
このご時世、勉強が全てという風潮はまだ拭い切れないように感じておりましたので驚きです。
本題に入る前にまず県内最多中学校の簡単な説明をします。
西南部中学校とは
石川県の県庁所在地に位置する金沢市にある学校。
生徒数は816人で県内最多中学(6月1日現在)
大相撲の有名力士を輩出している中学校で石川の星ともいえる現在活躍中である
「遠藤関」「輝」「炎鵬」
の3力士の出身校としても知られています。
さて、本題に入ります。
方針説明
今年度より「中間・期末定期テスト」と「宿題」の廃止を行っている。
理由としては
「一夜漬けの詰め込み学習では意味がない、すぐに忘れる」
「強制的に勉強させる宿題よりも自主的な学習を促す」
という教育方針からなっている。
その代わりに導入された方針が以下の通りである。
毎週1~2回の「単元テスト」を行い学力の評価を行う。
狙いとしては、普段からしっかりと授業を聞き、家で復習する習慣づけを行う力をつけることが大事だという方針からなっている。
東京・麹町中ではすでに実施されており成果は出ているという。
賛否の声
今記事からは保護者からの声しか出ていない。
賛同の声として
「自ら学ぶ姿勢が出てきた」
「テスト前に一気に勉強するより、授業内容が頭に入ると息子は喜んでいる」
否定の声として
「家で全く勉強しなくなった」
「受験の大切な時期に突然制度が変わり、志望校に落ちたら誰が責任を取るのか」
「宿題がなくなって家で勉強する姿を見なくなった。不安になって塾に通わせ始めた」
との意見が聞かれたようだ。
教育長の見解
東京・麹町中の事例にて、色んな取り組みを行う学校が出てくるのは想定していた。
しかし結果が全てである。
生徒の学力を伸ばす事が一番の説得力に繋がる。
と話したそうです。
個人的な感想
まず先にぼく自身はどう感じているのかを示します。
ぼくは「賛成」です。
もちろん今後の展開次第で変わるかもしれません。
感想に続きます。
ここ石川県の印象はどちらかというと保守派が多い地域であると感じています。
そんなところで西南部中学のやり方には非常に目を引かれました。
これからどのような形で教育というのもが変化していくのか注目すべき事例になると思います。
生活や仕事、お金の稼ぎ方が変化しているのに教育だけが変化しないのはおかしいですからね。
現在小学校1年の娘はこれからどのような力を身に付けていけばよいのかと考え始めた今日この頃です。
多分これまでのように答えのあるものの精度を高めていくやり方では生きにくい時代になる気がしています。
ただし世の中の常識は身に付けなくては生きていけません。
すなわち5教科ですね。
この5教科の基礎を身に付けた後をどう振る舞うのか。
ここが課題になると感じており、そのターニングポイントとして中学校というのは適正ではなかろうかと感じます。
自分のちからで生き抜いていく。
これからは常識になるでしょうね。
娘には自力を身に付けられている人になっていて欲しいと考えさせらた記事となりました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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