今週のお題「秋の空気」について便乗したいと思います。
秋の空気ということですが今回の記事は
【秋の空気感】ということで話を進めていきたいと思います。
暑い夏が過ぎ10月も後半になると一気に空気もひんやり・・というか寒い日が増えてきました。
半袖で出歩ける日はもうないかと思うと寂しさを感じますね。
さて、先日の話ですが夏には賑わっていたであろう高原施設に仕事で訪問しました。
その場所はゴンドラに乗って行くことができる場所です。
実は毎月1回必ず訪問しています。
季節の移ろいがよく感じられる場所なのでお気に入りです。
普段は仕事や家庭にと世話しなく活動していて、最近ではブログも加わり季節をゆっくりと感じる時間があまりとれない日々が続いています。
だからこの高原施設で感じる季節の移ろいがぼくの中では憩いの時間となっています。
今回、先日にこの高原施設で物思いふけったことについて語っていきたいと思います。
本当にただの語りなので、お時間の許す方。
お付き合いください。
夏と比べて秋が深まっていくにつれて大きく減っていくものはなんだと思いますか?
命と活動です。
高原施設の周りにはたくさんの生き物が生息しています。
訪問したこの日もたくさんのとんぼが飛んでいました。
足元を見るとバッタなどの昆虫が歩くたびに飛び跳ねていました。
秋が深まるにつれ、この生き物たちは一旦は死に絶え、また新たなバトンが受け継がれていきます。
例外はいるでしょうが。
死にはしませんが活発に活動していたかえるなどの生き物も一旦は姿を消します。
高原施設に限ってですが、人間も夏に比べれば足を運ぶ人はすごく少なくなります。
哀愁が漂ってなんとももの悲しい気持ちになってきます。
秋は基本的には好きですが毎回感じるこのもの悲しさはあまり好きにはなれませんね。
もの悲しさついでにいうと夏の天敵ですらぼくは愛しく思えてきます。
以前、記事にしたことがありますが【蚊】です。
地域によって蚊は年間を通して「厄介者」かもしれませんが、ぼくの地域では夏を過ぎれば弱々しくなり姿を消していきます。
夏の間ですと蚊の大群に襲われて嫌な思いをしたものでした。
やっつけようとしてもなかなかやっつけられないので憎たらしい存在でした。
ですが、秋が深まるにつれてだんだんと動きが鈍くなってきてすぐに叩き潰せます。
むしろ近寄ってはくるが血を吸う力もないのではないかと思える位、刺さなくなります。
最後の力を振り絞るそんな姿を見ると
「最後くらいどうぞ吸いな」
って気持ちになったりします。
結局やっつけてしまうのですが・・
こんな事を考えながら秋の深まりを感じているのでした。
仕事の合間に。。
高原施設のベンチに座り、もの思いにふけったお話でした。
命が尽きるから一所懸命に生きられるんですよね、人も動植物も虫も。
命の移り変わりを「秋の空気感」と共に感じながら一所懸命に生きていきたいですね。
おわり。
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